F1フランスGPが開幕、最初の計時セッションはマクラーレンのペドロ・デ・ラ・ロサが最速タイム。日本勢はBARホンダの佐藤琢磨が4番手タイム、ジェンソン・バトンは6番手、トヨタ勢はオリビエ・パニスの7番タイムを筆頭に、ラルフ・シューマッハーが9番手のタイムをマークしている。ヤルノ・トゥルーリは計測ラップを走っていない。
F1サーカスは7月の厳しい連戦の続くヨーロッパグラウンドに入り緒戦となるフランスGP。トヨタのサードドライバーはフランスGPのみオリビエ・パニスが務める。ジョーダンはロバート・ドーンボス、レッドブルはビタントニオ・リウッツィ、マクラーレンはペドロ・デ・ラ・ロサが走行する。
天候は晴れ、気温20度、路面温度31度、湿度63%というコンディションでフリー走行1回目は開始。セッション序盤はいつものようにサードドライバーが走行を重ねる。開始9分後、パニスが初めてフルラップ走行し、トップタイムとなる1分20秒563をマーク。しかしその直後にはデ・ラ・ロサが1分17秒255でパニスのタイムを約3秒更新していった。
セッション終盤近くになると、キミ・ライコネン、ミハエル・シューマッハー、ジェンソン・バトン、ファン-パブロ・モントーヤ、ニック・ハイドフェルドといった、トップチームのドライバーも徐々にコースへと向かう。そんななか、ライコネンが1分16秒430でトップタイムマーク。しかし、すぐさま積極的に走行を重ねていった同じマクラーレンのデ・ラ・ロサが1分14秒919でライコネンのタイムをパス。14秒台へと突入していった。
結局そのままデ・ラ・ロサのタイムがトップとなりセッションは終了した。以下フェルナンド・アロンソ、ジャンカルロ・フィジケラ、佐藤琢磨、ライコネンというトップ5で、デ・ラ・ロサが唯一の14秒台。レギュラー・ドライバーではアロンソ、フィジケラ、佐藤琢磨、ライコネン、バトンの順。区間タイム最高はセクター1、2がデ・ラ・ロサ、3が佐藤琢磨。ヤルノ・トゥルーリはインスタレーションラップのみの走行となった。