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レッドブルによるちょっと変わったフランスGPプレビュー

2005年6月29日

 通常のレース前のリリースといえば、レースが行われるサーキットやその地方に関する決まりきった紹介が満載で、いいリザルトへの期待や楽観主義のコメントがたっぷり入っているものだが、今回レッドブル・レーシングは、フランスGPのプレビューをひとひねりして、イギリス・フランス両国の友好に貢献しようとしたようだ。 以下は、レッドブルチームによる、マニ−クールとヌベール、フランス全体についての紹介だ。
「ああ、美しいフランスよ! シーズン本番を迎えてヨーロッパに戻る私たちは、約1世紀前にグランプリ・レーシングを発明したという国に行くことになる」
「残念ながら、マニ−クール・サーキット周辺のエリアは、この百年間たいして変わっていないようだ。このイベントでの社交シーンは、1年で最も退屈なものといっていい。牛を見るのがお好きなら、素晴らしい場所だ。もちろんフランスの牛だから、とてもシックで、魅力的な長いまつげを持ち、小麦色の肌をしている!」
「サーキットのゲートのすぐ外にある近代的なホテルに宿泊するドライバーたちは別として、他の者たちはこの田舎のあちこちに分散して泊まることになる。そういう宿泊施設のことを旅行業者は“ピクチャレスク(画趣に富んだ)”と表現している。ピクチャレスクというのは、どうやら「壊れた配管と危険な電気設備」を意味するフランス語であるらしい。……しかし、荒廃した古いシャトーには、フランスの最良の部分、すなわち食べ物と飲み物が映える。美しく整えられた庭園で冷たい飲み物をすするというのは、北米であたりまえのバーやレストランを訪れた後では、なかなか心地よい一日の終え方といえよう」


「サーキット自体には、さほど問題はない。ここはシーズン中で最もスムーズな路面を持つコースとして知られており、ドライバーには非常に高い安全性を提供し、広くて完璧なパドックを備えている。F1世界選手権のフランスラウンドは、しばしば集客に苦労するが、それは地元の住民のほとんどが地中海沿岸へバカンスに出かけてしまっており、レースの日程がウィンブルドンテニスの決勝の週末と重なり、ツールドフランスの第1週とも重なっているところから来ている。今年はさらに、近年で初めて地元の英雄が不在という事態を抱えている。オリビエ・パニスは、金曜のプラクティスでトヨタの3台目マシンをドライブすることになっているが、グリッドに着くドライバーには、フランス人がひとりもいないのだ」
「最後に、今回のレースを観にマニ−クールを訪れる予定の方々のために、いくつか旅行情報をお届けしよう。
最寄りの空港――パリ
最寄りのちゃんとしたナイトクラブ――パリ
観光地――パリの凱旋門(エッフェル塔は足場が取り外されないうちはダメ)」
 明らかに、ドライバーもチームマネージメントも、サーキットとその周辺地域に関する個人的見解は付け加えない方がいいと考えたようだ。おかげでレッドブルチームは、フランスGPに向けて、少なくとも入国は許されるはずである……。




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