日曜日のアメリカGPがブリヂストンユーザー3チームによるたった6台のレースとなったことについて、インディアナポリス・モータースピードウェイのCEO、トニー・ジョージは、F1やチームに対する不満を表明した。
　約3週間前、今年のインディ500を成功裡に終わらせたIRL創設者のジョージは、自身のオフィスから辛らつな短い声明を発表した。「自分たちの手の届かないところでの決定により、エキサイティングなレースが見られなくなってしまったことに対し、インディアナポリス・モータースピードウェイのファン、ならびにF1ファンとともに、とても残念に思っている。FIA、F1、そして各コンストラクターとマニュファクチャラーは、全く利己的な考えのもとで行動し、そのため、今日のアメリカGPにはほんの少数のマシンしか参加しないという事態となってしまった」
　自身も失望感を感じ、グランドスタンドのファンの怒りとフラストレーションを受けたジョージは、自らの気持ちを伝えたいと思うファンは、ミシュラン、FIA、そしてバーニー・エクレストン率いるFOMに対してコンタクトをとり、今回の件について思う存分意見を述べるのも一案だろうとコメントした。

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