ミシュランのボス、ピエール・デュパスキエが、ニュルブルクリンクでのヨーロッパGPでも引き続き、パートナーチームに“コンペティティブなタイヤ”を供給していくと語った。

　先週末のモナコで4年連続優勝のほか、開幕戦から6連勝、昨シーズンからの7連勝を手にしたミシュランは、ニュルブルクリンクでの優勝も狙っている。
　デュパスキエは次のように語った。「モナコでの優勝で、今度の日曜日のレースを上機嫌で迎えられる」
「ニュルブルクリンクはバランスのいいトラックだ。天気の変わりやすさを除けば、特にテクニカルな問題はない。昨シーズンからの変更もないので、方程式通りの準備を進めている」
「先日、タイヤのオプションについて面白い評価テストを行った。私たちはパートナーチームに対し、今シーズンのレースで供給してきたものと同じ性能のタイヤを準備できるだろう」
　では、変わりやすい天気はどれぐらい影響があるのだろうか？
「ニュルブルクリンク用のタイヤ準備は、いつもいささか慎重を要する。あそこは1年を通して、天気が予測しがたいからね。5月であっても、2週間で最大20℃も変わることもありうる。気象は、先週7連勝を飾ったモナコより不安定だ」

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