モナコでは、ミラボーコーナーでクリスチャン・アルバースのスピンに巻き込まれてリタイアを喫したデイビッド・クルサードだが、今週末のニュルブルクリンク戦では「運が好転する」ことを期待している。

　クルサードは、モナコでは残念な結果になったが、“かもしれなかった”ことについていつまでも考えていないと語った。
「モナコでのレースは残念な結果となったが、今週末のニュルブルクリンクでは運が好転することを期待している」
「モナコでは、燃料をフルに入れてピットストップを行う必要がなかった時にリタイアとなって、とても残念だった。しかし、リタイアしなかったら結果がどうなっていたかなどと考え続けてはいない。今週末のレースでいい結果が残せることを楽しみにしている」
　セカンドカーは今週末も引き続きビタントニオ・リウッツィがドライブする。ただし、カナダではクリスチャン・クリエンが戻ってくる予定だ。リウッツィは、イモラ、バルセロナ、モナコで積んだ経験を生かし、好成績を上げたいと考えている。
「ニュルブルクリンクは僕の大好きなトラックの1つだ。フォーミュラ・ルノーで初めての優勝を飾ったトラックなので、いい思い出がある」
「ニュルブルクリンクはとてもテクニカルな長距離トラックだ。アップダウンセクションや低速・中速・高速コーナーがあるほか、急激な方向転換のあるサーキットで、F1マシンをドライブするのは楽しいだろうね。ラップタイムをあげるには、シケインを抜けるときのトラクションコントロールの効き具合と自分のドライビングスタイルとのバランスをうまくとりながら、リズムに乗ることが大事だ」
「グランプリに3回出場したので、ずいぶん経験が積めたと思っている。今週末は、この経験を生かせればと思っている」

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