バーレーンGPとサンマリノGPを欠場したファン‐パブロ・モントーヤのケガの原因について、これまでマウンテンバイクから落ちたという噂が流れていたが、モントーヤは改めてテニス中の転倒によるケガだと主張した。

　モントーヤは今週末のスペインGPで、マレーシアGPの翌週にケガを負って以来、久々のレース復帰を果たす。
「噂はすべて聞いている。でも、そんな噂が出るのも不思議じゃないね。ドライバーというのは、契約上好き勝手なことはできないのだから、みんな僕が契約違反を犯したと考えたんだろうね。笑っちゃう話だけれど、真実はみんなが考えていることとは違う」
「ケガの原因はテニスさ。テニスと言うとちょっとまぬけな感じがするので、バイクだったと言いたいところだけれど、実際はテニスだった」
　今週末のレースについては、モントーヤはまったく問題ないと語った。
「おととい、イギリスでひびの入った部分の検査を受けた。あらゆることに耐え得るかどうか調べてもらった。ご承知のとおり、状態はとてもいい。マクラーレンがシミュレーターを用意してくれて、それでちょっと練習してみた。ステアリング操作を目一杯行うことができ、満足している。明日の朝、FIAが色々と調査にくるだろうけれど、いまの僕の気分はとてもハッピーさ」
「チームがポイントを重ねて活躍する姿を見るのは気持ちいいものだけれど、なんといってもレースに戻れるのは嬉しいね」

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