26日（火）、チーム・ザウバー・ペトロナスはフィオラノで3日間のテストを開始し、テストを担当したフェリペ・マッサが100周以上を走りきった。

　このフィオラノはフェラーリのプライベート・サーキットであり、かつてフェラーリのテストドライバーだったマッサが非常に慣れ親しんでいるコースだ。マッサはさまざまなC24の改良に取り組んでおり、ベストタイムは57秒870であった。
「晴天に恵まれたおかげで、かなりの周回数を走りこむことができた。しかも単独走行だったので、テストもより進んだよ」とレースエンジニアのマイク・クラック。
「今朝はいくつかのフロントウイングの評価を行い、今後のレースで使用する分を決定した」
「その後、先週末にイモラに持ち込んだ新しいリヤウイングのデータ検証を行った。また、モナコ仕様のセットアップに取り組み、同様にモナコ用ブレーキとサスペンションのテストも行った」
「明日（27日）はフェリペに何種類かのリムを比較してもらい、ダンパーとソフトウェアのチェックも行う予定だ」
　また、テスト最終日にあたる木曜日はジャック・ビルヌーブがテストを行う予定になっている。

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