シンガポールが、向こう3年のうちにF1GPをホストしたい考えでいることを明らかにした。
　シンガポールのエレクトリック・ニュー・ペイパーによると、シンガポール・モータースポーツ協会（SMSA）と同国観光省との間で話し合いがもたれ、湾岸の一般道を使った1周2.4マイルのストリートレースを計画しているようだ。ラッフルズホテルやビクトリア・コンサートホールなど、多くのシンガポールの有名スポットを通るコースになるらしい。
　SMSAのマシュー・リー会長は同紙に対して次のように語った。「私たちは昨年末、シンガポール観光省とともに、予備調査委員会を作ってF1開催について話し合った」
「以来、ストリートレースとしてのコースを考えてきた」
　リー会長はまた、イベント準備に1500万ポンド、F1を開催する暁には毎年バーニー・エクレストンに支払う800万ポンドの資金が必要になることを明かした。
　シンガポール以外にも、ロシア、インド、メキシコなど、昨今は多くの国がF1GPの開催を希望している。昨年は中国とバーレーンがカレンダーに加わり、今シーズンもトルコが新たに仲間入りした。F1は、かつてのようにヨーロッパを中心としたイベントから、文字通りの世界選手権になりつつある。

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