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[TOYOTA]J.トゥルーリとR.シューマッハーが自信と手応えを携え

2005年3月29日

 パナソニック・トヨタ・レーシングは、その短い歴史の中で、初めて表彰台に立ち、そして12ポイントを獲得したマレーシアGPの結果と喜びをまだ噛みしめている。チームはシーズン3戦目となるバーレーンGPへと照準を移し、コンストラクターズ選手権2位という、目もくらむような好位置を維持することを期待している。
 心機一転、チームはセパンでの表彰台獲得と、先週ポールリカールで行われた2日間のテストの成果から、確かな手応えを得て、新たな次のステップを踏み出す。ヤルノ・トゥルーリは“TF105”がバーレーン・インターナショナル・サーキットでも、前戦同様の高い競争力を発揮することを望んでいる。ヤルノ・トゥルーリはマレーシアGPで勝ち取った8ポイントによって、現在、ドライバーズ選手権で3位タイにつけている。
 ラルフ・シューマッハーはマレーシアGPでほろ苦い結末を迎えることとなった。“TF105”の性能には勇気づけられたが、その一方で、波乱のレース展開の中で、チームメイトとともに表彰台に立つことは叶わなかった。ラルフ・シューマッハーはセパンで健闘し、5位という結果を得て、4ポイントを獲得。ドライバーズ選手権では8位につけている。
 バーレーン・インターナショナル・サーキットは、砂漠の中に作られた、独特なコースであり、砂はレースウィーク中も、サーキットのコース内にしばしば浸入してくる。このことは、まったく新たな障害を引き起こし、勝利へとチームはそれを克服しなくてはならない。

ヤルノ・トゥルーリ:
「2週間前に我々が達成した大きな成功の余勢を駆って、バーレーンへは大きな期待と共に向かうことになる。バーレーンでも、セパン同様の競争力を発揮できるかどうか判断するのは難しいが、全力を尽くすつもりだ。バーレーンGPは、信じられないほど素晴らしい。マレーシアや中国のように、施設は最先端で、サーキットももちろん非常に良い。ただ、ブレーキに厳しいサーキットだ。私は昨年初開催のバーレーンGPで、4位フィニッシュという好結果を得ており、“TF105”のマレーシアでのパフォーマンスからも、今週末のレースが待ち遠しくて仕方ない。現在、私はドライバーズ選手権で3位、チームはコンストラクターズ選手権で2位につけているが、今後もポイントを獲得して、このポジションを維持できるかが課題だ」


ラルフ・シューマッハー:
「私は開幕戦オーストラリアGPの後、ヘレスでの短いテストのためにヨーロッパへ飛び、とくにバーレーンGPへ向けてのテストを行った。そして、競争力の高いいくつかのミシュランタイヤと、良いセットアップを見出すことが出来た。“TF105”は前戦マレーシアGPで速さと性能を兼ね備えていることを証明しており、バーレーンでの活躍も期待出来そうだ。チームが結束して優秀な仕事をした週末の最後に、マレーシアで表彰台に登ったことは素晴らしかった。また、週末を通して私に起こった全てのドラマを顧みれば、5位という結末は満足できるものだ。実際、“TF105”の速さは、トラブル無しで走り続けていれば、表彰台に立ったヤルノ・トゥルーリと同じペースであった。もちろん、あのような成績に終わって、もう少し高い成績が得られたはず、と考えるのは当然であり、バーレーン・インターナショナル・サーキットには“TF105”は適していると思う。少なくとも、今週末のバーレーンGPで、既に獲得している12ポイントに、新たなポイントを追加出来ると思っている」

マイク・ガスコイン:
「バーレーン・インターナショナル・サーキットの最も特徴的な点は、砂漠の中という、その地理的なロケーションである。このため、コースには常に砂が舞い、レースウィークに独特な要素を加えることになる。昨年のバーレーンGPでは、日曜日の朝にかなり大きな砂嵐が吹き荒れ、決勝レースを前に、コース上はとても汚れてしまった。マレーシアでは、トヨタにとって初めての表彰台獲得という、高い競争力を発揮し、我々の能力を疑っていた人たちに実力を証明することが出来た。今週のバーレーンでも、同レベルの競争力を発揮して、挑戦し、楽しみ、少なくともヤルノ・トゥルーリ、ラルフ・シューマッハーの2人がポイントを獲得、コンストラクターズ選手権2位というポジションの確保を目指す必要がある」




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