中東の国バーレーンでは現在、2度目の開催となるグランプリの準備が進められている。
　4月3日、サキールにあるバーレーン・インターナショナル・サーキットで、第3戦バーレーンGPが開催される。昨シーズンは「2004年ベストオーガナイズド・グランプリ賞」を受賞しているが、オーガナイザー側はレース上のさらなる改善を目指し、数々の変更を行っている。
　まずはターン4の全幅が広げられている。また、砂とセメントの混合物を敷いていた全てのセクターを砂色のアスファルトに敷き変えた。コースアウトしたマシンがコース上に戻れるようにするためだ。
　観客席の拡張もサーキット全体に渡っている。ファンの要望に答え、休憩所や飲食店のあるエリアも改装が行われている。
　サーキット全域に9つの大型スクリーンが配置され、さらに今シーズンは、観客の“全員”にBICラジオ放送を聴くことのできるラジオセットが配布されるようだ。この放送サービスはアラビア語、英語の2カ国語で提供される予定で、リスナーはレースのコメントやその他の動きを身近に知ることができる。

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