今週末Ｆ１はヨーロッパラウンド最後のレース、イタリアＧＰを迎え、各チームは真のパワーサーキットであるモンツァを訪れる。
　前戦ベルギーＧＰは、ルノーのヤルノ・トゥルーリとフェルナンド・アロンソの両ドライバーにとって不本意な結果に終わっただけに、今週末は必ずや挽回を図ろうと意気が上がっている。
「モンツァでは絶対に、かなりいい成績を上げられると思う」とトゥルーリ。「スパのような結果に終わったときは、挽回を図るために自分の中で自信を高めないといけない。僕はそうなんだ。ここは僕にとってホームレースだから、大勢のファンが来てくれる。これは決してプレッシャーじゃなく、大きなモチベーションにつながるんだ。チームはこのレースのために、完全に新しいマシンを用意してくれたから、ここではまたいつもの調子に戻れると思う」
　一方のアロンソも自信をのぞかせている。「レースに対してはかなり自信を感じているよ。スパでは信頼性に問題があって完走はできなかったが、それまではいいパフォーマンスを見せていたわけだからね。イタリアでのレースは、僕にとってもうひとつのホームレースみたいなものなんだ。昔イタリアで長い間レース活動をしていたから、ここに戻ってくると自分の国みたいな気がするんだよね。モンツァは独特なサーキットだし、ファンはいつも情熱的だ。レースをするのが楽しみだよ」

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