ジェンソン・バトンの電撃的なウイリアムズ移籍が発表されてから24時間も経たないうちに、BARのボス、デイビッド・リチャーズが2度のワールドチャンピオンに輝くミカ・ハッキネンに接触していたことが明らかになった。
　リチャーズは今週末WRCが開催されているフィンランドに自らボスを務めるプロドライブの視察のため現地入りした模様だが、すでにハッキネンと交渉に入っている、すでに契約が結ばれ今シーズン中にハッキネンが復帰する、など現地では様々な憶測が飛び交っている。それを裏付けるかのように、ハッキネンは地元フィンランドのラジオに出演して「火のないところに煙は立たない」と語り、「BARとは協議中。まだ何も発表できないけどね」としてBARとの交渉を認めた。
　ただリチャーズはAutosport誌の取材に対し、ハッキネンに関する憶測を全て否定している。
　いずれにせよ、シーズン真っ只中のバトンの移籍騒動は、元ワールドチャンピオンを巻き込んで今後もますます目が離せない状況となっている。

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