サッカーを心から愛するミハエル・シューマッハーは、イギリスＧＰとドイツＧＰの忙しい合間を縫って、２試合のチャリティーマッチに参加する予定だ。

　１３日、ポルトガルのアルガルベで開かれたチャリティーマッチで、シューマッハーはルイス・フィーゴ基金のため、オールスター・チームに加わった。この後、来週末のドイツＧＰの前に、２日間のＦ１テストも行う予定になっている。
　２００３年に初めてポルトガルでプレイした時と同様に、シューマッハーはジダン、ラウール、ロナウド、バラック、フィーゴら一流選手たちと交流するのを楽しみにしていた。
「すごい夜だね！」と、シューマッハーは熱く語った。「昨年は素晴らしかった。僕はサッカーが大好きだけど、サッカーにかけては最高レベルの選手たちが、僕をちゃんと相手にしてくれるんだ。僕をのけ者にすることも飾りのように扱うこともしないんだよ」
　試合の後、シューマッハーはヘレスに直行し、今週木曜と金曜、今季圧倒的な強さを誇るＦ２００４のテストを行う。ドイツＧＰを前にしたこのテストで、ひとまず夏のテストは終了となるわけだが、母国グランプリ前に、シューマッハーはもう１回マンハイムでサッカーを楽しむ予定がある。
　ユネスコのために行われるこのチャリティーマッチには、再び一流選手たちが集結する。フィーゴやサルガドをはじめ、ヒッツフェルド、エッフェンベルグ、マテウス、メラー、フィンク、ヘルマー、コーラー、リードル、ロイターなど、ドイツの引退した選手や現役の選手たちだ。
「僕にとって、ここ数年、この試合は重要な意味があるんだ」と、シューマッハー。「マンハイムのスタジアムはいつでも雰囲気が最高だし、ものすごく面白いものになると思うよ。ファンの人たちも楽しんでくれるだろうね」

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