ジャガー・レーシングと、ＩＴＶのＦ１解説に関わっているマーティン・ブランドルが、７月６日（火）にロンドンで行われるリージェント・ストリートのＦ１イベントに出場することになった。

　ジャガーは以前もブランドルと組んだことがある。１９９０年にはル・マン２４時間で優勝を果たしている。１９９１年のモンツァ１０００ｋｍでは、ジャガーＸＪＲ１４を２台ドライブして１位と２位に入るという珍しい結果も残している。
　６月２９日（火）に、ミルトン・キーンズにあるジャガー・レーシングのファクトリーを訪問して、シート合わせを済ませたブランドルは、７月５日（月）に、北ベッドフォードシャーにあるサンタ・ポッド・レースウェイで、Ｆ１に慣れる練習走行を行うことになっている。
　ブランドルはこう語った。「ジャガーは、２週間前のアメリカＧＰのときにアプローチしてきて、彼らのＦ１マシンをドライブしないかという素晴らしい申し出をしてくれた。私はその場で承諾したよ。ジャガーとは特別な関係があるんだ。１９８２年にヨーロッパ・ツーリングカー選手権に参戦したときからのつきあいで、それは９０年代初めまで続いた。なかでもハイライトは、ワールド・ドライバーズ・チャンピオンシップと、デイトナと、ル・マン２４時間での優勝だ」
「ロンドンのウエストエンドの中心街でジャガーＦ１をドライブするなんて、すごくエキサイティングだ。ジャガーの友人たちと一緒に、エキサイティングなショーを見せられると思うよ。おまけに、私個人にとっては、いつもＩＴＶのＦ１放送を見てくれている何百万人ものファンのうち、何十万人かを目にすることができる素晴らしいチャンスだ。今回だけは、ドライビングも解説も両方行うことになるけれどね」

• -
  ツイート
• 0
  シェア