連勝を続けるワールドチャンピオン、ミハエル・シュマッハーはムジェロテストの2日目でファステストタイムを叩き出した。しかし、佐藤琢磨も負けずと2位につけ、その差はわずか0.075秒であった。
Autosport.comによると、ミハエルは62ラップを走り、タイヤテストとスペインGPに向けてのエンジン調整を行ったが、途中でシャシーに問題が発生し走行を中止した。
「次戦のためのテストを1日だけ行ったけど、もっと走って3日間まるまるテストをしたいね。」と、ミハエルは語った。
佐藤はこれまでのムジェロでの自己ベストを更新し、1分19秒637の好タイムを記録した。この日チームはスペインGPに向けての新しいフロントウイングを試したが、エンジンがいまだ到着せず、1日遅れで到着するジェンソン・バトンが試すことになりそうだ。
佐藤は次のようにコメントしている。「基本的なセットアップをいくつかしただけなのに、良いタイムが出て驚いている。今日は、明日のロングランテストで使用するタイヤコンパウンドを何種類か試した。しっかりセッティングした訳じゃないけど、マシンは凄く運転しやすかった。」
クリスチアーノ・ダ・マッタは3位につけタイヤの評価を行った。4位にはアンソニー・デイビッドソンで、5位にはリカルド・ゾンタ。ゾンタはハイドロ部分の故障で、テストを早めに切り上げた。
Mugello (4/26)
Leading times
1
Michael Schumacher
Ferrari B
1m19.562s
62Laps
2
Takuma Sato
BAR-Honda M
1m19.637s
109Laps
3
Cristiano da Matta
Toyota M
1m20.447s
110Laps
4
Anthony Davidson
BAR-Honda M
1m20.478s
97Laps
5
Ricardo Zonta
Toyota M
1m20.680s
69Laps
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