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ピレリ「350戦目に最高の戦いが見られた」。10〜11日には2019年型タイヤテスト実施へ

2018年7月10日

2018 F1イギリスグランプリ決勝

■フェラーリのセバスチャン・ベッテル、接戦のイギリスグランプリを制す:
今回がピレリにとって350回目のグランプリとなる


■高温の高速シルバーストンで、2回のセーフティカー導入が発生したなか、1ストップと2ストップ戦略が展開された


■ピレリの2019年型タイヤ開発テストが、火曜日と水曜日、3チームとともに行われる予定

2018年7月8日、シルバーストン


 2回のセーフティカー導入が発生したイギリスグランプリは、フェラーリとメルセデスによる僅差の戦略的闘いという構図に帰結しました。1回目のセーフティカー導入周回中、フェラーリとメルセデスは異なる戦略を採りました。フェラーリの両ドライバーは、この間に2回目のピットストップを行い、もっともも軟らかいコンパウンドのソフトタイヤへ交換しました。
 
 一方、メルセデスの両ドライバーは、トラックポジションを維持する狙いからミディアムタイヤのままステイアウトする1ストップ戦略を採用しました。カレンダー中屈指の高速かつ高負荷のサーキットで、路面温度が50度を超える異例のコンディション下においても、全3種類のコンパウンドは性能と信頼性を示しました。
 
 ピレリは、ハース、レッドブル、ウイリアムズの3チームとともにシルバーストンに留まり、2019年型タイヤ開発テストを2日間に渡って行う予定です。
 

ピレリカーレーシング責任者マリオ・イゾラのコメント

「スリリングで予測不能な展開となったグランプリで、全3種類のコンパウンドが登場する多彩な戦略が見られました。トップ5は、ソフトとミディアムをベースとする戦略を採用しました。ルノーのニコ・ヒュルケンベルグは、ミディアムからハードへ交換する1ストップ戦略で6位を獲得しました」


「セーフティカーの導入がレースに影響を及ぼし、数多くの戦略が変更を余儀なくされましたが、ドライバーたちは、シーズン中屈指の厳しいサーキットで、終始ハードに闘うことができたと思います。ピレリにとって350回目となった本グランプリで、Formula 1の醍醐味を感じさせる最高のスリリングなフィナーレが見られました」

コンパウンド毎のラップタイム上位

●ハード
N.ヒュルケンベルグ 1分33秒405
C.サインツJr. 1分34秒602


●ミディアム
L.ハミルトン 1分31秒245
V.ボッタス 1分31秒377
K.ライコネン 1分32秒135


●ソフト
S.ベッテル 1分30秒696
K.ライコネン 1分30秒795
D.リカルド 1分31秒589

2018F1イギリスGP インフォグラフィックス
2018F1イギリスGP インフォグラフィックス

最長スティント

●ハード
N.ヒュルケンベルグ 32Laps


●ミディアム
E.オコン 33Laps


●ソフト
R.グロージャン 26Laps

2018F1イギリスGP インフォグラフィックス
2018F1イギリスGP インフォグラフィックス

ピットストップ戦略

 2回のセーフティカー導入が戦略予測を難しくしました。最終的に、セバスチャン・ベッテルが2ストップ戦略で優勝しました。ソフトでスタートしたベッテルは、20周目(グリーンフラッグコンディションの下)にミディアムへ、セーフティカー導入周回中の33周目にソフトへ交換しました。この戦略は彼の優勝に貢献しました。



(ピレリ ジャパン プレスリリース)




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7位ジョージ・ラッセル54
8位ルイス・ハミルトン42
9位フェルナンド・アロンソ33
10位角田裕毅19

チームランキング

※モナコGP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング276
2位スクーデリア・フェラーリ252
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム184
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム96
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム44
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム24
7位マネーグラム・ハースF1チーム7
8位ウイリアムズ・レーシング2
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