F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

トップ2チームと戦うためには「開発競争を制することが必要」とレッドブルF1代表

2018年3月18日

 評論家たちがF1開幕戦オーストラリアGPの順位予測を試みる中で、レッドブルF1チーム代表のクリスチャン・ホーナーは、最終的に年間タイトルを手にするのは別のレースを制するチームだと考えている。


 レッドブルはプレシーズンテストが行われたバルセロナで、RB14の開発作業に熱心に取り組んでいたが、テストではあまり目立たないままに終わった。


 オーストラリアGPでは、レッドブルがメルセデス、フェラーリとともに先頭グループで存在感を発揮するだろうと誰もが見ている。だが、その中でどのチームがより良いパフォーマンスを見せるかを予測するのは難しい。


 長期的に見ると、開発の質の高さと早さこそが、シーズンで勝利を掴むために不可欠な要件なのだとホーナーは言う。


「プレシーズンテストの結果から情勢を読み解くことは非常に難しい。それぞれのマシンが燃料搭載量、エンジンのエネルギーレベルなど異なる条件で走行していたのだから。ただ、若干のパターンを見つけることはできる」と語るホーナーは、さらに以下のように続けた。


「メルセデスはロングランが非常に強いように見える。一方で我々とフェラーリとの差は小さいようだ」


「最も重要なことは、これから9カ月間に行なわれる21戦を通して、どのチームが最も素早くマシン開発を進められるかだ」


「どのマシンもレースごとに状況が違ってくる。その都度いかに早くアップデートをし、適切なパーツを組み込むかがパフォーマンスで違いを出すための鍵となる」


「それが我々の課題だ。我々のチームには優秀なスタッフたちと2名の卓越したドライバーがいる。我々はマシン開発においてライバルチームたちを上回ることに挑んでいく」


「我々はエンジン馬力の面では強くないことを理解している。となれば、より良いシャシーを開発し、ドライバーたちの力量に頼ることが必要なのだ」


 つまり、長期的には開発競争を制することを主要な目標に置いているホーナーだが、短期的に見ると、メルボルンで優位に立つのはやはりメルセデスだと考えている。


「メルセデスは間違いなく優勝候補の本命だ」とホーナー。


「彼らはプレシーズンテストでも強かったし、昨シーズンも年間を通してランキングを支配していた。レギュレーションもおおむね変わっていない。だが、それでも我々は彼らとの差を縮めてこられたのではないかと思う」


「我々が非常に高い競争力を発揮できるコースがいくつかある。我々としては、先を行くメルセデスとフェラーリに戦いを仕掛けていくつもりだ」



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(AUTOSPORTweb)




レース

6/8(土) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
6/9(日) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
6/10(月) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※カナダGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン194
2位シャルル・ルクレール138
3位ランド・ノリス131
4位カルロス・サインツ108
5位セルジオ・ペレス107
6位オスカー・ピアストリ81
7位ジョージ・ラッセル69
8位ルイス・ハミルトン55
9位フェルナンド・アロンソ41
10位角田裕毅19

チームランキング

※カナダGP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング301
2位スクーデリア・フェラーリ252
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム212
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム124
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム58
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム28
7位マネーグラム・ハースF1チーム7
8位BWTアルピーヌF1チーム5
9位ウイリアムズ・レーシング2
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第9戦カナダGP 6/9
第10戦スペインGP 6/23
第11戦オーストリアGP 6/30
第12戦イギリスGP 7/7
第13戦ハンガリーGP 7/21
  • 最新刊
  • F1速報

    Vol.5 第5戦中国GP & 第6戦マイアミGP