2012年F1ヨーロッパGPの日曜決勝で、ケータハムのヘイキ・コバライネンは14位、ビタリー・ペトロフは13位だった。
■ケータハムF1チーム
ヘイキ・コバライネン 決勝=14位
スタートは今年ベストなものではなかったけれど、最初の数周はウエーバーとリカルドについていけた。ツイてないことに序盤にKERSのトラブルが発生し、それがレースを通して僕のペースに影響した。2回ストップの戦略で走ったので、最初のスティントではピットインするまでタイヤに気を使って走った。ピットストップはうまくいき、僕のペースもよかったけれど、ベルニュがルーキーのミスのようなことをやって、僕にヒットした。
おかげでノーズ交換のためにピットに入らなければならなかった。その後はひたすらフィニッシュを目指して走ったが、残り5、6周のところでタイヤが終わってしまった。それでも13位と14位でフィニッシュでき、チームにとっては今回もいい結果だ。ここで僕らはとてもいい週末を過ごした。次のレースではさらに前進することが期待できるから、ポジティブな気分でここを発てるよ。
ビタリー・ペトロフ 決勝=13位
今日のレースにはとても満足している。すごくいいスタートを決めて、1コーナーを過ぎた時点ではヘイキのすぐ後ろにいた。ミスをしたくなかったから、ターン1へはすごく慎重にいった。その後は、タイヤを管理し、エンジニアからの指示に従って走った。ピットストップで最高の仕事をしてくれたスタッフに感謝したい。
レース後半にノーズ交換のためにピットインしなければならなかったが、その時の作業が特に素晴らしかった。一時は10位を走っていたけれど、今日は1ポイントを獲れた可能性があったのかどうか、確信は持てない。でもここで自分たちの進歩を確認できて、すごく心強い。シルバーストンではもっと前進できると分かっているから、高い目標を持って戦えると思う。それはチーム全体にとって素晴らしいことだよ。