2012年F1オーストラリアGPの日曜決勝で、メルセデスのニコ・ロズベルグは12位を獲得、ミハエル・シューマッハーはリタイアを喫した。

■メルセデスAMGペトロナス・フォーミュラ1チーム
ミハエル・シューマッハー　決勝＝リタイア
　僕のレースは不運な形で終わった。ターン1への進入で駆動力がなくなった。違うギヤを試してみると、時々は駆動力が戻ってきたが、最終的には、マシンがスピンするリスクを避けるために、芝生の上で止まらなければならなかった。冬季テストの間にはこのトラブルは起こらなかっただけに、残念だ。テスト中はとても信頼性が高かった。でも、レースではこういうことが時には起こるものだと分かっているから、心配はしていない。信頼性も問題ないよ。本当なら今日はいいレースができたはずだ。マシンは僕らが感じていたとおりであることを示し、確実に一歩前進しているのが見られたから、今週末はポジティブな要素がいくつもあったといえる。ここからさらに上を目指し、さらに改善していくことができるよ。

ニコ・ロズベルグ　決勝＝12位
　完璧なスタートをきめて、3つポジションを上げた。でも残念ながらそのペースを維持することができなかった。僕らの望んだようなレースにはならなかった。終盤、ストレートでペレスと接触してパンクし、その結果、ついてないことに入賞を逃した。　
　何が悪かったのか、マシンが明らかに持っているポテンシャルをフルに生かすためにはどうしたらいいのかを理解するため、多くの作業に取り組む必要がある。マレーシアはこことは全く違うタイプのコースだから、ポジティブに考えている。来週末が楽しみだよ。

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