最新記事
- ブラジルでF1の放映権争いが勃発。大手テレビ...
- 【全ドライバー独自採点&ベスト5/F1第20戦...
- アロンソ、ブラジルでもメディアデーを欠席。...
- ランキング3位に落ちたレッドブル。代表はシ...
- 角田裕毅に求められるマインドセット。戦い方...
- 【F1第20戦無線レビュー(2)】ふたつ目のペ...
- ローソンがペレスへの侮辱行為を謝罪。レッド...
- ドライビングガイドラインの方向性について「...
- 【F1第20戦無線レビュー(1)】母国レースの...
- フェルスタッペン、メキシコではレースペース...
- 2024年F1第21戦サンパウロGP TV放送&タイム...
- ホンダとアルピーヌ、F1コストキャップ規則手...
オランダGP FP1:ベッテル車のトラブルで走行時間は大幅減。ハミルトンが首位発進、角田はノータイム
2021年9月3日
2021年F1第13戦オランダGPのフリー走行1回目が行われ、メルセデスのルイス・ハミルトンがトップタイムをマークした。レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは2番手、セルジオ・ペレスは16番手、アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーは10番手、角田裕毅は20番手となっている。
1985年以来、36年ぶりの開催となったオランダGP。舞台となるザントフォールト・サーキットは、海沿いの砂丘の上に建設された1周4.259kmのコース。今回のグランプリ復活に際して、最終コーナーのバンクなど多くの改修が施された。それでもコース幅は狭く、エスケープゾーンはほとんどがグラベルと、古き良き時代の雰囲気を残したサーキットだ。
1週間前のベルギーGPから一転、この週末はずっと好天に恵まれるという予報だ。初日FP1も快晴。現地時間午前11時半の開始時点で気温19度、路面温度25度、ターン1で向かい風となるやや強い北風が吹いている。
開始後2分、ハードタイヤでコースインしたばかりの角田が、ターン10でスロットルを開けた瞬間にスピン。マシンにダメージはなく、すぐに周回を再開した。しかしガレージに戻ったあと、エンジンカウルを開けており、何らかの不具合が発生したのかもしれない。
セッション序盤はハードタイヤのフェルスタッペンが最速タイムを更新する展開だ。開始後15分、ターン1立ち上がりのコース脇にセバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)がストップ。「エンジントラブルだ」と伝え、自ら消火器を取りに行って、消火作業に当たった。ピットレーンの出口だったこともあって、セッションは赤旗中断となった。録画映像を見るとターン1のブレーキングですでに白煙が出ている。中断直前に、ランド・ノリス(マクラーレン)がミディアムタイヤでトップタイムを出している。
アストンマーティンのマシンに漏電の恐れもあったことから、車両撤去にかなりの時間を費やしてしまう。その間も計時は止まらず、40分近い中断を経てセッションが再開されたのは12時24分だった。残り時間はわずかに6分。コースインした18台のマシンは、全車がソフトを装着している。残り時間が限られているため、まずは一発タイムを試そうというのだろう。
このセッション最速は、1分11秒500のハミルトン。0.097秒差で2番手にフェルスタッペン、0.004秒の僅差でカルロス・サインツ(フェラーリ)が3番手。シャルル・ルクレール(フェラーリ)もチームメイトから0.022秒差で4番手に付けた。5番手バルテリ・ボッタス(メルセデス)、6番手フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)。フェルスタッペン以外のホンダ勢は、ガスリー10番手、ペレス16番手。角田はガレージから出られず、ノータイムに終わった。
(Kunio Shibata)
関連ニュース
1位 | マックス・フェルスタッペン | 362 |
2位 | ランド・ノリス | 315 |
3位 | シャルル・ルクレール | 291 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 251 |
5位 | カルロス・サインツ | 240 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 189 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 177 |
8位 | セルジオ・ペレス | 150 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 62 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 31 |
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 566 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 537 |
3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 512 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 366 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 86 |
6位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 46 |
7位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 36 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 17 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 14 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第19戦 | アメリカGP | 10/20 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/27 |
第21戦 | サンパウロGP | 11/3 |
第22戦 | ラスベガスGP | 11/23 |
第23戦 | カタールGP | 12/1 |