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チームメイト相手に全勝したアロンソ「WECやインディカーに乗ったことで、F1ドライバーとして向上することができた」

2018年12月20日

 フェルナンド・アロンソは、2018年にはF1以外のマシンに乗る機会を得たことで、ドライバーとしてさらに向上することができたと語った。


 2018年F1のすべての予選でチームメイトに勝ったのはアロンソひとりで、21戦にわたり、彼はストフェル・バンドーンより速いタイムをマークした。アロンソは2008年のルノー時代にも、ネルソン・ピケJr.を相手に同様の記録を打ち立てており、18戦全戦で予選上位を獲得している。


 アロンソは、F1以外でのモータースポーツ活動を行ったことがプラスに働き、より完成度の高い走りができるようになったと考えている。


「今年は、インディカーでテストをしたり、WECの活動があった。それによってドライバーとして成長したと感じる。より完成したドライバーになったという感じかな」とアロンソ。


「いろいろなフィロソフィーのコンセプトに触れることが、ドライバーにとっては助けになるんだ」


「マシンの挙動、ドライビングテクニック、エネルギーのセーブの仕方、タイヤの温存の仕方といったことに対して理解を深めた」


「いつもとは違うエンジニアや、他の視点から情報を得ることで、自分を向上させることができる。モータースポーツをより広い視野から見ることができるようになる」


「必ずしもF1カーで役立たないようなことでも、(他のカテゴリーから戻ってきて再び)F1カーに乗るときに、他の見方があることを知ることができる」


「実際にマシンに乗っているときには、スピードを把握することが難しい。データで見るしかないが、今年は予選での(チームメイトとの)対戦という意味では、僕にとって今まででベストな年だった」


「自分には競争力も速さもあると感じている」

2018年F1第21戦アブダビGP “F1ラストレース”のフェルナンド・アロンソ(マクラーレン)がドーナツターン

 アロンソは2019年にはF1活動を行わないという決断を下した。ひとまずF1での最後の年となる2018年は、マクラーレンMCL33のパフォーマンスが振るわず、自己ベストが決勝では5位、予選では7番手にとどまった。



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)


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