F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

インサイダーが語る新車の手ごたえ:ルノーR.S.16「開幕戦は完走が目標」

2016年3月15日

 F1シーズン開幕前、最後のテストを終えたチーム関係者が語る、2016年ニューマシンの手ごたえ。ルノーは新任チーフテクニカルオフィサーのボブ・ベルと、ロータス時代から現場の指揮を執ってきたトラックサイドオペレーションズディレクターのアラン・パルメインに話を聞いた。

──新チームで新しい開幕を迎える心境は?

ベル:我々が一緒に仕事を開始した当初は、さまざまな難題をクリアしなければならず、必ずしも順調な船出だったと言えないことは確かだ。しかし、チームは落ち着いて的確な作業を続けて、見事なリカバリーを披露してくれた。

パルメイン:私も今年は、これまで以上に新車が完成したことに喜びを感じている。何しろパワーユニットの決定が予定よりも大幅に遅れたために、新車を製作するリードタイムが非常に限られたものとなってしまったからね。そのような状況にも関わらず、デザインチームは、とてもいい仕事をしてくれたよ。

──R.S.16を、どう評価していますか。

パルメイン:新車の準備はルノーがロータスの買収に関して、基本的な合意を発表した9月下旬からスタートしていたものの、当時は昨年搭載していたメルセデスのパワーユニットでデザインしていた。その後ルノーによる正式な買収が決定しなかったため、車体のデザインをルノー製のパワーユニットに変更することが、なかなかできなかった。たかがパワーユニットの変更と思うかもしれないけど、メルセデスとルノーではパワーユニットのレイアウトが異なるのでクーリングシステムなどを収めるために、さまざまな変更を施さなければならなかった。重心だって違うからね。ギヤボックスも違うから、かなり大がかりな変更だったよ。つまり今年のマシンはメルセデス用にデザインされたものをリヤエンドだけルノー用に応急処置したものにすぎないんだ。

ベル:まずテストで走らせることを優先して新車を作った。その後、新しいパーツを製作して、たとえば新しいノーズなど間に合ったものから順次、投入している。今後もアップデートしていくつもりだ。これまでのところダウンフォース量も想定していたとおりの値を出しているし、ドライバビリティも良いという報告をドライバーから受けている。テストで得たデータをもとに、メルボルンに向けてセットアップを煮詰めているところだ。ただし現実的に考えて、シーズンのある時点で2017年のマシン開発に軸足をシフトしていかなければならないだろう。





レース

9/20(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
9/21(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
9/22(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※シンガポールGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン331
2位ランド・ノリス279
3位シャルル・ルクレール245
4位オスカー・ピアストリ237
5位カルロス・サインツ190
6位ルイス・ハミルトン174
7位ジョージ・ラッセル155
8位セルジオ・ペレス144
9位フェルナンド・アロンソ62
10位ニコ・ヒュルケンベルグ24

チームランキング

※シンガポールGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム516
2位オラクル・レッドブル・レーシング475
3位スクーデリア・フェラーリ441
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム329
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム86
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム34
7位マネーグラム・ハースF1チーム31
8位ウイリアムズ・レーシング16
9位BWTアルピーヌF1チーム13
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第18戦シンガポールGP 9/22
第19戦アメリカGP 10/20
第20戦メキシコシティGP 10/27
第21戦サンパウロGP 11/3
第22戦ラスベガスGP 11/23
  • 最新刊
  • F1速報

    Rd15 オランダ&Rd16 イタリアGP号