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今宮純によるブラジルGPドライバー採点&短評

2015年11月19日

 今宮純氏が独自の視点でドライバーを採点。F1第18戦ブラジルGPの週末を通して、20人のドライバーから「ベスト・イレブン」を選出。レース結果だけにとらわれず、3日間コース上のプレーを重視して採点する。(最高点は星5つ☆☆☆☆☆)

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☆ ウィル・スティーブンス
 前方ではニコ・ロズベルグ対ルイス・ハミルトン、最後方ではスティーブンス対アレクサンダー・ロッシ、それぞれのチームメイト・バトルが続けられた。マノー勢は、いつもこういうレースを互いに競いあっている。レースペース優先、リヤタイヤ管理に徹した彼が初めてロッシの前でフィニッシュ。最下位マノー・マルシャは、これで13レースに2台完走。ロータスやマクラーレン以上の完走率だ。

☆☆ ジェンソン・バトン
 マクラーレン最後の勝利は、ここブラジル。2012年にバトンが記録してから、もう3年が経つ。アロンソに9秒311先行の14位で、日本GPから5レース連続完走。これは今季初めてだが、ランキング8位のザウバーを抜くには、あと10点必要。残るは1戦、1966年チーム創立シーズンに並ぶ年間9位となってしまうのか、嗚呼……。

☆☆ キミ・ライコネン
 ナンバー2ではないけれども“ナンバー1.5”のような立場でチームプレーを黙々と遂行。決勝に向けて、使用済みの古いエンジン、ターボチャージャー、MGU-Hに交換せざるをえず、それでも今季5度目の4位を。ベッテルに3ストップ攻撃させ、彼に2ストップでフォローを指示したフェラーリに「結束力」を感じた。

☆☆☆ ルイス・ハミルトン
 モナコに住む利点は、税制優遇措置というよりもプライバシーが守られるから。11月10日の未明に起きた交通事故が、どこからどういうルートで明らかになったのか不明だ。ロシアGPから6週間に4戦の過密日程、チャンピオン決定まで心労が続き、すっかり解放されたメキシコではしゃぎたかったのだろう。体調100%ではないなかで精一杯の2位、最終戦では王者らしく50回目のポールポジションと44勝に挑んでもらおう。





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