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ホンダ、“耐え忍ぶドライバー達”に来年は報いる

2015年11月19日

 ホンダF1プロジェクト新井康久総責任者は、フェルナンド・アロンソとジェンソン・バトンはホンダのプランを理解し、進歩を待ち、耐え続けてくれているとしてふたりへの敬意を示した。このシーズンオフには弱点を解決してライバルとの差を縮めると彼は述べている。

 強豪メルセデスに挑むことを目標にパートナーシップをスタートしたマクラーレンとホンダだが、初年度の今年は信頼性、パフォーマンスともに振るわず、苦しいシーズンとなった。18戦終了時点でバトンは最高位6位合計16点でランキング16位、アロンソは最高位5位合計11点でランキング17位に沈んでいる。

 アメリカGPでトークンを入れたアップグレード版パワーユニットを導入した後もトラブルが続出、アロンソはメキシコでは決勝オープニングラップでリタイア、ブラジルでは予選でタイムアタックを行う前にマシンを止めた。

 新井総責任者は、フラストレーションが溜まる状況でドライバーたちは前向きに努力し続けてくれていると述べ、ふたりへの敬意を表した。

「フェルナンドとジェンソンに対して大きな敬意を抱いています」と新井総責任者が述べたとMotorsport.comが伝えた。
「エンジン以外にも、マシンにはたくさん新しいものを取り入れています。毎戦、新しいものがあり、彼らはそれをテストしなければなりません」

「ですがそういう状況にありながら、彼らは1年を通して非常に忍耐強くプロフェッショナルな態度で対応しています。だからこそ彼らを深く尊敬するのです」

「私たちがなぜこれをしようとしているのか、進歩を果たすためなぜこれをしなければならないのかを彼らは理解してくれています」





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