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「ペレスのマクラーレン移籍は時期尚早だった」

2015年10月22日

 フォース・インディアのボブ・ファーンリーは、現在同チームで活躍しているセルジオ・ペレスのキャリアについて、マクラーレンでのドライブは彼にとって早すぎることだったと語った。

 2011年にザウバーからF1にデビューし、翌年には3回の表彰台を獲得するなど時にトップチームを苦しめる走りを見せたペレス。その活躍が評価され、2013年にはルイス・ハミルトンの後任として名門マクラーレン入りを果たした。
 しかし、その年のマクラーレンは一度も表彰台に登れないなどチーム自体が低迷。期待のペレスも5位が最高位でチームメイトのジェンソン・バトンを負かすことができず、わずか1年でチーム離脱を余儀なくされてしまった。

 2014年にフォース・インディアに移ったメキシコ人ドライバーは、移籍後3戦目となるバーレーンGPで3位表彰台を獲得。今シーズンも前回のロシアGPで3位に入るなど、チームに大きく貢献している。

 ファーンリーは、フォース・インディアで着実に成長を遂げるペレスについて、次のように語っている。
「このチームの環境が彼に合っていて快適に感じてくれていると思う」
「ペレスにとってマクラーレン在籍時は不運な経験しかしなかった。おそらく彼にとっては早過ぎるトップチーム移籍だったのかもしれない」

「マクラーレンも素晴らしいチームだが、あなどることはできない。ただ我々は彼の才能をよく知っていたから、それを育てていくことにした。今ではレースペースも力強いが、予選でも強さを発揮し始めてくれている」





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