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ベッテル、ピレリを称賛も「これで終わりじゃない」

2015年9月4日

 ベルギーGPで発生したタイヤトラブルに関し、ピレリが詳細にわたる調査を行い、結果を公表したことを受け、セバスチャン・ベッテルはピレリは非常にプロフェッショナルな対処をしたとして称賛した。一方で今後も問題再発のための取り組みを続ける必要があるとも述べている。

 ベルギー決勝をベッテルは1回ストップで走り3位を確保しようとしていたが、最後から2周目にタイヤが突然バースト、幸い大きな事故にはつながらなかったものの、チェッカーを受けることができなかった。レース後、ベッテルはタイヤが突然バーストするような事態は受け入れがたいと強く批判した。

 この週末には金曜にニコ・ロズベルグのタイヤも突然バーストしており、ドライバーたちは安全性に懸念を示していた。ピレリはその後、タイヤトラブルについて詳細な調査を行い、3日に調査結果を公表した。

 今年はベルギー前までは1戦あたりタイヤカットは平均1.2見られていたが、ベルギーでは合計63のカットが発見された。サポートレースで多数の事故が起きてコース上に異常な数の破片が残り、これを踏む可能性が高くなっていたことと、高速サーキットでタイヤを長時間にわたって使用したことが結びついて、例外的なトラブルにつながったと、ピレリは発表した。





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