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「オーストリアのコンパウンド間の性能差は小さい」

2015年6月17日

オーストリアグランプリ プレビュー:2015年6月18-21日 レッドブル・リンク

ソフトとスーパーソフト、3戦連続で登場:
グリップレベルが低いレッドブル・リンクで、各チームはハイダウンフォースで走行

レッドブル・リンクでのタイヤへの負荷は限定的:
昨年の勝利戦略は、暑いコンディションの下での2ストッパー

両コンパウンド間の性能差が小さいことから、戦略の幅が拡大

2015年6月15日、ミラノ
P Zeroイエロー・ソフトとP Zeroレッド・スーパーソフトタイヤが3戦連続で選択されました。タイヤへの負荷が比較的小さいレッドブル・リンクは、2本のストレートと低速コーナーで構成されています。オーストリアグランプリは、昨年11シーズンぶりに開催されましたので、各チームは、最適な戦略の構築に関して、昨年のデータを活用することができます。オーストリアグランプリ後の火曜日と水曜日、今シーズン最後のインシーズンテストが開催される予定です。

ピレリ・モータースポーツ・ダイレクター
ポール・ヘンベリーのコメント:
「多様性に富んだオーストリアのトラックが、シーズンの中盤にソフトとスーパーソフトが登場する最後の機会になります。タイヤ戦略は、天候に依存する部分が大きいですね。もし気温が高くなれば、2ストップが主流になると思いますが、冷涼なコンディションになれば、1ストッパーが多くなりそうです。また、昨年のフリー走行の時のように、この季節のスティリア地方では雨の可能性も高いことから、各チームは、基本的にあらゆる事態に備えておく必要があります。今年、ドライバーたちは、トラックに関する昨年の実データを携えてレッドブル・リンクに向かうことができますので、タイヤの効果的な使用法を見出すことにデータを活用できると思います。我々の明確な目的は、各レースでマシンあたり2〜3回のピットストップですから、今後のタイヤ選択に関して慎重に検討していくことになります。必要であれば、マイナーチェンジを行う可能性もあります。オーストリアでの両コンパウンド間の性能差は小さくなりそうなので、レース戦略の幅が広がると思います」

タイヤにとってのチャレンジ:
レッドブル・リンクの路面は、滑らかでグリップレベルが低く、レース週末の進行とともに大幅に改善が進みます。アスファルトは新しいもののバンピーな部分が多いトラックは、一貫したグリップを見出すことを困難にしています。

高速ストレートへ繋がる多くの低速コーナーが存在することから、コーナー出口でのトラクションがレッドブル・リンクでの特に重要な要素となります。ホイールをスピンさせることなく可能な限り迅速な加速を可能にする、エイペックスを見極める巧みなアプローチが、タイヤライフを最大限にするためには不可欠です。

スーパーソフトタイヤは、作動温度領域が低く、低温下でも最適な性能を発揮します。ソフトタイヤは、作動温度領域が高く、高温や厳しいトラックコンディションに適しています。オーストリアでは、高温と低温の両方の可能性があります。

レッドブル・リンクは時計回りのサーキットですが、右側のタイヤに大きな負荷を課す重要なコーナー(ターン5と6)が存在します。

昨年の戦略とレースの概要:
昨年は、2ストッパーが主流となった中、3名が1ストップ戦略を採りました。レースを制したメルセデスのニコ・ロズベルグは、スーパーソフトでスタートし、11周目にソフトへ、40周目にソフトへ交換しました。ロズベルグの戦略は、3番グリッドのスタートからの優勝を可能にしました。

予想される両コンパウンド間の性能差:ラップあたり0.7?0.9秒

(ピレリ ジャパン株式会社 プレスリリース)




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