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イモラがイタリアGP救済か。モンツァの交渉は難航

2015年6月16日

 イタリアGPの消滅を避けるため、イモラがバーニー・エクレストンと交渉を開始したと報じられている。現在モンツァのF1開催契約延長の交渉が難航している。

 1950年にF1世界選手権がスタートしてから今まで欠かさず開催されている伝統のイタリアGPを1回を除いてすべて開催してきたモンツァだが(1980年にはイモラで開催)、現在のF1契約は2016年までとなっている。

 モンツァとエクレストンの間の新契約に関する交渉はうまく進んでおらず、エクレストンは今年4月、イタリアGPがなくなる可能性があると示唆した。

 Motorsport.comによると、モナコでもモンツァ側とエクレストンの会合が行われたが、金銭面で合意に達することができなかったという。エクレストンは新契約においてはモンツァにも他のヨーロッパ開催地と同じ料金を支払うことを求めている。

 イタリアGP消滅を恐れたイモラは、エクレストンとの交渉を開始したという。イモラのダニエル・マンカ市長は月曜にロンドンでエクレストンと会い、イモラでのF1開催に関して話し合いを行ったと報じられた。

 イモラは長年サンマリノGPの舞台として使用され、1980年にはイタリアGPが開催されたが、2006年を最後にF1は行われていない。

 マンカ市長は次のようにコメントしている。
「エクレストンに対し、イモラがどれほど強くF1開催を望んでいるかを伝え、イタリアGPを持続させるために力を尽くしたいという気持ちを示したかった」
「サーキット再開プラン、投資の概要、今後のインフラに関する計画を説明した」
「金銭面など、解決すべき問題はいくつかある。だがエクレストンは、F1をイモラに復帰させるための時間枠と条件について検討すると約束してくれた。2017年の開催を目指している」




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