ライコネンがフェラーリに苛立ち「これでは戦えない」
2014年6月25日
![](https://ad8.motorsports.ch/iconv/msc/is/news/201406/83208.jpg?sw=640)
キミ・ライコネンは、オーストリアGPで10位に終わった後、フェラーリのマシンに序盤から問題が起き、プッシュできなかったことに苛立ちを示した。
レッドブルリンクのコース特性から、エンジンのパフォーマンスで劣るフェラーリはメルセデスのパワーユニットを搭載するマシンと戦うことができなかった。ライコネンは苦戦し、予選8位、決勝10位にとどまった。
「わずか2周でブレーキに問題が発生した」とライコネンはマシンの不調も抱えていたことを明かした。
「ブレーキを冷やせと言われたけれど、僕は周囲のドライバーたちと戦おうとしていた。なのに2周でブレーキの問題が出て、ペースを落とすよう指示された。本当に厳しい状況だった」
「こういうことが起こるべきではない。僕らはそれは承知しているし、問題を解決する必要がある。レースをスタートしてわずか2周後にトラブルが出てペースを落とすなんてことはあってはならない」
「十分な速さがなくて多くのポイントを逃がした。もっと上位に行くために努力を続けなければならない」
ライコネンはレース中盤、無線でペースを上げるよう言われ、「じゃあもっとパワーをくれ」と答えていた。彼はまた、最初のピットストップのタイミングが遅かったとして、それに関してもレース後に不満を述べている。
2014年シーズンスタート時と比べてフェラーリはどの程度進歩したかとの質問に対し、ライコネンは「ほとんど同じ位置にいると思う」と答えた。
「(でも)どのチームに関しても、コースレイアウトとの相性が大きく影響する。(オーストリアは)長いストレートがあるために、メルセデスのパワーユニットを搭載するクルマが力を発揮したのだと思う。ただ僕らもいろいろな面で改善しているのは確かだ。開幕戦と比べるとマシンはかなりまとまってきた」
「でもエンジンや空力面を大きく向上させて、メルセデス勢に並ぶところまで持っていく必要がある」
関連ニュース
![](https://ad8.f1sokuho.net/iconv/fsoku/is/img/banner/f1sokuho_teiki_1912.jpg)
※オーストリアGP終了時点
1位 | マックス・フェルスタッペン | 237 |
2位 | ランド・ノリス | 156 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 135 |
5位 | セルジオ・ペレス | 118 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 112 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 85 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
![](img/common/cont_right/link_button.png)
※オーストリアGP終了時点
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 355 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 291 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 268 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 196 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 30 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 19 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
![](img/common/cont_right/link_button.png)
![](img/common/cont_right/link_button.png)