2014年F1オーストリアGPの日曜決勝で、トロロッソのジャン−エリック・ベルニュとダニール・クビアトは共にリタイアを喫した。
■スクーデリア・トロロッソ
ジャン−エリック・ベルニュ 決勝=リタイア
レースの序盤からブレーキに苦しんでいた。リヤのロッキングがひどく、走るのが大変だった。タイヤのライフや全体的なバランスにもそれが影響し、本当に難しいレースだった。
少なくとも完走はしたいとベストを尽くしていたけれど、結局はチェッカーフラッグを受けることができなかった。時には問題が起こることもあるが、ここレッドブルリンクで起こったのが残念だ。でも新しいエアロパッケージはうまく機能していたし、次戦シルバーストンではマシンが力を発揮してくれるだろう。
今シーズンはまだたくさんのレースが残っている。今後正しい方向に向けて進歩していけるはずだ。
ダニール・クビアト 決勝=リタイア
今日の結末にはもちろんがっかりしている。今週末はすべてがとてもうまくいっていて、いいレースになりそうだと期待していたんだ。
ペースはとてもよく、アップグレードに関してもタイヤのマネジメントに関しても好調だった。
スタートはよくなくて、いくつかポジションを落としたが、その後ひとつ順位を取り戻した。プッシュし続けることができ、かなりいい結果を出せそうだった。でも26周目ごろに右リヤタイヤがブローしたのが分かり、止まらなければならなくなった。一体何が起きたのか、はっきりとは分からないけれど、これからすべてを詳細に調査し、(サスペンションに)何の問題が起きたのかを明らかにする。
ポジティブな面に目を向けると、僕らは今週末、確実に前進することができた。今後のレースに向けて期待を感じる。次のシルバーストンが待ちきれない思いだよ。また高い目標を掲げて走りたい。