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「アップグレードによる進歩を確認できて満足」:ケータハム&ルノー

2014年5月10日

 2014年F1スペインGPの金曜プラクティスで、ケータハムの小林可夢偉は21位/20位、マーカス・エリクソンは22位/21位だった。

■ケータハムF1チーム
マーカス・エリクソン フリー走行1=22位/2=21位
 可夢偉と同じく、FP1でもFP2でもずっとグリップレベルの低さに悩まされた。ほぼ一日中、マシンが1周の中でオーバーステアからアンダーステアへと変化し続け、全くプッシュできなかった。正直言って氷の上を走っているような感じだった。理想的な状態とは言えないね。

 FP2に向けていくつか変更を施したが、グリップの問題は解決しなかった。トラクションレベルもとても低く、パワーをかけるのが難しかった。特にクルマの動きが全く安定していなかったからね。

 こういう状態がずっと続き、ミディアムタイヤでクリーンな速いラップを走ることができなかった。だから今日の最終的なタイムは僕らにとって全く意味を持たないし、明日は必ず挽回できるはずだ。

 ハンドリングに問題があったにもかかわらず、たくさんの周回を走ることができた。データをたっぷり集められたから、自分たちが目指す場所に戻れるはずだよ。


ルノー・スポールF1トラックサポートリーダー セドリック・スタドール
 FP2では、今回持ち込んだソフトウエアのアップグレードを使用し、一歩前進できた。すべてが予想どおりうまく機能し、必要なテストを終えることができた。アップグレードによって前進が見られており、この進歩に満足している。

 残念ながらFP1ではキャリブレーションにいくつか問題があり、エネルギーマネジメントの上で最適でないダウングレードモードで走らなければならなかったが、FP2で挽回できたため、週末に影響することはないはずだ。




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