ザウバー、後半戦のグティエレスに入賞を期待

Sutton

　ザウバーのチームプリンシパル、モニシャ・カルテンボーンは、エステバン・グティエレスはシーズン後半戦にポイントを獲得できるようになるはずだと語った。

　今年F1にデビューした、現在最年少22歳のグティエレスは、ここまでの10戦でのベストリザルトは11位であり、まだポイントを獲得していない。

　チームメイトのニコ・ヒュルケンベルグはここまで4回入賞し7ポイントを獲得している。

　カルテンボーンは、今季のザウバーのマシンに競争力がないことでグティエレスは余計に苦労しているが、もっといいパフォーマンスを見せるポテンシャルがあると述べた。

　グティエレスは入賞できると思うかと聞かれたカルテンボーンは「もちろんです」と答えた。
「ここまではとても厳しいシーズンを送ってきました。F1にデビューし、この環境に慣れること自体が大きなステップなのです」
「マシンは私たちが期待していたほどの競争力を示していません。そういう状況があり、運に恵まれなければ、ドライバーはとても厳しい戦いを強いられます」
「だからこそ、私たちは彼がモチベーションを高く保ち、一貫性を見出せるよう、サポートする必要があります」
「彼が金曜にいいパフォーマンスを見せているのは確認しているので、私たちは彼の力をもっと引き出してあげなければなりません」

　カルテンボーンは、夏休みの間にグティエレスはシーズン前半戦の自分の戦いをじっくり振り返ることで、後半戦にはより強力になるはずだと語った。

「チームに関するうわさや、チームの状況など、さまざまなことがあり、私たちはやりたいと思っていたことの一部しかできませんでした。それによってドライバーたちに負担をかけてしまっています。F1に参戦したてであればなおさらです」
「すべてのことをじっくり考えることができるのはいいことです。夏休みを利用して、何をうまくやれたか、何がうまくいかなかったかを考え、自分の状況を改めて評価し直すことができます。そしてもっと強くなって戻ってきてくれると私は信じています」

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