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バトン「終盤はなす術なく次々に抜かれていった」

2013年7月1日

 2013年F1イギリスGPの日曜決勝で、マクラーレンのジェンソン・バトンは13位、セルジオ・ペレスは20位を獲得した。

■ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス
ジェンソン・バトン 決勝=13位
 プライムタイヤでスタートしたが、すぐにグレイニングが発生し、ファーストスティント序盤は苦労した。それに比べるとオプションはよかった。

 僕らのペースはそれほど悪くなかったけれど、最終スティントは特に厳しかった。最後のセーフティカーの後、僕のタイヤにはほとんどトレッドが残っていない状態だったから、温めるのが本当に難しかった。元々その問題には苦しんではいるんだけどね。
 レース終盤には他のマシンに対して全く防御できない状態だった。新しいタイヤを履いたマシンが何台も後ろから仕掛けてきたが、防御しようとしてラインを外れると、タイヤの熱をまた戻すのがより難しくなった。

 安全面の理由から、今週末のタイヤトラブルの原因を解決する必要がある。走っているドライバーたちがコントロールを失いかねず、危険だからね。そのクルマの後ろを走っているドライバーにとっても危険だ。ラバーが直撃する可能性がある。次のレースに向けて状況が変えられることを願っている。

 最後に、今週末僕らを応援してくれたファンの皆に心から「ありがとう」と言いたい。年々、皆の応援がより熱心になっているし、皆のF1に対する情熱も深くなっていると感じる。これほど熱心な人たちの前でレースができて光栄だったし誇りに思う。皆の応援のおかげで僕の週末は本当に素晴らしいものになった。ありがとう。





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