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バトン「イギリスは悲惨な週末にはならない」

2013年6月19日

LAT

 ジェンソン・バトンは、マクラーレンチームと自身にとってのホームグランプリ、イギリスGPでは、ここ数戦よりもいい結果を出せるはずだと語った。

 マクラーレンは今季不振に陥っており、カナダGPでは特に苦しみ、バトンとセルジオ・ペレスがふたりともノーポイントに終わり、チームの連続入賞が64戦で途切れる結果となった。

 カナダについて、スポーティングディレクターのサム・マイケルは「悲惨な週末」と表現し、バトン自身は「ポジティブな要素は全くなかった」と述べていた。

 しかし次のイギリスGPでは、コース特性から考えてそこまで苦労することはないだろうと、バトンは予想している。

「(シルバーストンでは)ドライバーがうまくやらなければならない要素が多い。しかし同時にドライバーは優れたチームのサポートを受け、優れたマシンに乗る必要がある」
「このグランプリは僕らにとって難しいものになるだろう。だが高速で流れるようなレイアウトの特性から考えて、ここ数戦より僕らは力を発揮できると思う」
「ダウンフォースの面はまずまずだが、僕らにとって問題なのはクルマの乗り心地だ。クルマが大きく動き回ることで空気の流れや空力面で悪い影響が出る。でもシルバーストンではそれがあまり大きな問題にはならないはだ。例外はターン1(アビー)で、そこは少し苦労するだろうね」

 不調の時でも母国のファンは盛大に応援してくれるため、ホームグランプリで走るのは嬉しいとバトンは言う。

「今よりずっと苦しい時だったとしても、シルバーストンに来るのは楽しみだ。観客の皆が応援してくれるからね」とバトン。
「今も覚えているのは、2008年(ホンダで)かなり低迷していた時、ここに戻ってきたら、ものすごく盛大に応援してもらえたことだ。本当に嬉しかったし、シーズンの残りを戦う上でも力になった」

「(今年イギリスGPでは)表彰台すらかなり難しいだろうけど、僕らにとって一番大事なのは、今の自分たちの状況から最大限の結果を出すことだ」
「それがファンが喜んでくれるような結果ならいいね。ファンのためにいいレースをしたいんだ。彼らはいつも本当に一生懸命応援してくれるから」




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