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[Info]F1速報 2013年 モナコGP号
2013年5月30日
![](https://ad8.motorsports.ch/iconv/msc/is/news/201305/74875.jpg?sw=640)
F1速報 2013年 モナコGP号
2013年05月30日
定価 定価 550円(デジタル版450円)
ロズベルグ、モナコ完勝に宿る疑惑
スタートの動き出しは普通だったが、絶妙なライン取りでトップをキープしたロズベルグ。1コーナーを抜けると、そこからは後続車に脅かされることなく、78周を走りきった。これまでは序盤、または2スティント目で大きくタイムダウンする姿が見られたが、これもスペインGP後にバルセロナで3日間のタイヤテストを行った恩恵なのか──?
緊急特集:ホンダF1復帰・第四期のゆくえ
2015年、マクラーレンをパートナーとしてホンダがF1に帰ってくる。車体開発まで手がけた第三期と異なり、パワーユニット供給だけに専念する第四期。しかし、今回の挑戦は前回以上にハードルが高く、また絶対に負けられない戦いになる。
勝てば世界から賞賛されるが、負ければ致命的な烙印を押されることは避けられない。市販車の販売に、悪影響を及ぼすことだってあるかもしれない。ライバルとなるフェラーリ、メルセデス、ルノーはすでに血眼になって開発を進めている。負ければ、もう後はない──だからこそ、このチャレンジに世界が揺れ、不安を覚え、夢を抱く。
ホンダを切望したマクラーレンの論理
今回の第四期プロジェクトは、どのように始まったのか? まだその経緯は明らかにされていないが、モナコで緊急会見を行ったウィットマーシュ代表の言葉からはマクラーレンが抱えていた、これまでのジレンマや焦りが見えてくる。新マクラーレン・ホンダは必然的に復活したが、今後の道のりは厳しい。
熱エネルギー争奪レース
熱エネルギーをどれだけ効率よく回生させることができるか──来季から施行される新パワーユニット規則下においては、これこそが勝負のキモとなる。ホンダがF1復帰にあたり、挑戦しがいのある要素として挙げたのもこの熱回生技術。早くも技術競争の的となっている白熱のテクノロジーを総まとめ!
新連載:F1チーム改革実録講義