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フェラーリ、ベッテルとのポイント差を楽観視

2013年4月23日

LAT

 フェラーリのフェルナンド・アロンソは、バーレーンGPのマシントラブルで再び多くのポイントを取り逃したが、チームはチャンピオンシップ争いの遅れを取り戻すことは十分に可能だと考えている。

 バーレーンのアロンソは、予選で3番グリッドを獲得し、レースペースにも強い自信を見せるなど、決勝ではセバスチャン・ベッテルの有力なライバルになると見られていた。しかし、実際のレースではDRSのフラップがスタックするという珍しいトラブルに見舞われ、早々と優勝争いから脱落。ベッテルの独走を許した。

 8位でフィニッシュし、最悪のノーポイントこそ免れたアロンソだが、ランキングリーダーのベッテルとはこれで大量30ポイントの差をつけられた。しかし、チーム代表のステファノ・ドメニカリはそのギャップを取り戻す時間は十分にあると語っている。
「現状のギャップは30ポイントだ。しかし、彼(ベッテル)が次をノーポイントで終え、我々が勝つことができれば、その差は5ポイントになる」
「まだ4レースを終えたばかりだ。まだ多くの時間が残されている」

「忘れないで欲しい。我々は昨夏に50ポイント近いリードを築いていたんだ。だから、それほど難しいことではない」

 ドメニカリは、ベッテルが先頭でレースをコントロールしていたために、タイヤのマネジメントを比較的容易にすることができたと考えている。
「セバスチャンは非常にいいレースをしたと思う。しかし、彼はひとりでペースをコントロールすることができた」
「我々はこういった状況であれば、タイヤを最適にマネジメントすることができることを理解している」




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