ドイツGP、ニュルブルクリンク開催でついに決着

LAT

　F1の最高権威であるバーニー・エクレストンが、2013年のドイツGPをニュルブルクリンクで開催することに合意したと明らかにした。

　ここ数年のドイツGPは、ホッケンハイムとニュルブルクリンクで交互に開催するかたちをとってきたが、2013年の開催サーキットであるニュルブルクリンクは昨年夏に破産寸前まで追い込まれ、その後何とか事態を脱したものの、今年のドイツGPの行方はつい先日まで不透明なままだった。

　エクレストンは今週はじめ、「彼らの提案を検討してきたが、経済的に実行不可能であるため、我々としては受け入れることはできない。我々は交渉を打ち切らざるをえない」とコメントし、今季の開催に難色を示した。

　しかし31日、彼はニュルブルクリンクとの契約が合意に至り、レースも当初の予定どおり7月7日に開催されると、ロイターに認めた。

「私はニュルブルクリンクとその歴史を大切にする」と、エクレストンは声明を発表。
「その長い伝統から、F1の開催地としてニュルブルクリンクを選ぶことに喜んで支持をした」

　今回の契約で、2013年のF1カレンダーは19戦の開催地が確定。ただ、7月21日の第10戦に関しては、今も開催地は未定のままとなっている。
　報道によれば、トルコ、オーストリア、ポルトガルのサーキットが開催に関心を示しているという。

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