若手テスト初日、ボッタスがレギュラー並の速さ

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　12日、F1若手ドライバーテストがイギリスのシルバーストン・サーキットで幕を明け、ウイリアムズのバルテッリ・ボッタスが初日のトップタイムをマークした。

　ほぼドライコンディションで行われたこの日のテストにはウイリアムズのほかに、マルシャとHRTの計3チームが参加。ドライバーはボッタスのほか、マックス・チルトンとリオ・ハリアントがマルシャをドライブ、HRTは中国人ドライバーのマ・キンファを走らせた。

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　そのなかトップタイムをマークしたのはウイリアムズのボッタスで、午前中は空力テストやセットアップ作業を進めながら順調に周回。午後はセッション終盤に少し雨が降ったものの、トータル120周を重ねたボッタスは、ソフトタイヤでこの日最速の1分31秒436をマークし、午後にはレースシミュレーションも行った。ちなみにボッタスのトップタイムは、コンディションこそ違うものの、先週のイギリスGPでフェルナンド・アロンソがドライのFP3でマークしたトップタイムを上回るものだった。

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　マルシャをドライブしたチルトンは、2番手タイムとなる1分36秒558をマークしたが、午前のセッション終盤にエンジンのエアバルブシステムが異常を訴えたためストップ。赤旗の原因となったチルトンのマシンはトラックに乗せられピットまで戻されることとなり周回数は34周止まり。午後の走行を担当したリオ・ハリアントも、ブレーキペダルの調整などで19周と満足な走行を行うことはできなかった。

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　中国人ドライバーとして初めてF1若手テストに参加したマ・キンファは午前中のベースセットを経て、午後は予選シミュレーションで1分37秒829というベストタイムをマーク。ただチームは、ベストラップでブレーキをロックさせていたため、あとコンマ1秒は削れたとレポート。その後、ソフトタイヤでロングランとショートランを繰り返したキンファは、アリーナセクションのビレッジでDRSを起動させた際にスピンも喫している。

　テストは引き続き明日も行われる。

F1若手テスト1日日、タイム結果（シルバーストン）

1位 V.ボッタス ウイリアムズ

1’31.436

120Laps

2位 M.チルトン マルシャ

1’36.558

34Laps

3位 R.ハリアント マルシャ

1’37.404

19Laps

4位 M.キンファ HRT

1’37.829

82Laps

7/5(金)	フリー走行1回目	結果 / レポート
	フリー走行2回目	結果 / レポート
7/6(土)	フリー走行3回目	結果 / レポート
	予選	結果 / レポート
7/7(日)	決勝	23:00〜