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ピレリ、新ハードをテストも、実戦投入には消極的

2012年6月13日

Sutton

 ピレリは、イギリスGPのプラクティスで新しいハードコンパウンドタイヤのテストをすることを計画している。しかしピレリのモータースポーツディレクターのポール・ヘンベリーは、従来より扱いやすくなる見込みの新しいタイヤを実戦に持ち込むことでタイトル争いに影響が出ることを危惧している。

 今年のF1では、タイヤをうまく作動温度領域に入れられるかどうかがパフォーマンスを発揮するための大きなカギになっている。しかし多くのチームがピレリの2012年のタイヤを完全に理解することができずにおり、特に予選と決勝の燃料量が異なる両方の状態でペースを引き出すことに苦労している。

 そんななか、ピレリは作動温度領域が広いハードコンパウンドのテストを計画している。しかしヘンベリーは、これをグランプリに投入することで勢力図が変わる可能性があるとして、懸念を示している。

「大きな問題がある。今年の選手権はかなり接戦なだけに、我々が変更を行うことで特定のチームのアドバンテージが増すリスクを冒したくない」とヘンベリー。
「考えてみてほしい。第10、11、12戦あたりで突然ひとつのチームが独走し始めたら、我々は批判にさらされることになるだろう」

「効果と影響を理解するためにテストをする。だがそれをレースに持ち込むとは限らない。今の段階でチームの間でタイヤに関する状況が大きく異なるため、極めて慎重に行動する必要がある」

「我々は専門家と話をしており、彼らはできるだけ長く最高レベルのパフォーマンスを維持する秘訣を見つけようとしている」
「それが突然簡単になったら、彼らは動揺すると思う。懸命に努力して問題を解決しつつあった人々が、突然他のチームがうまくやれるようになったら気が動転するだろう。選手権の間に変化をもたらすことになるから、こういうことには慎重になる必要がある」

 ワーキングレンジが広い、新しいハードコンパウンドは、特に暖かいコンディションに合うものとみられる。現時点では多くのチームが、気温が高いコンディションでの正しいマシンセットアップを見つけるのに苦労している。




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