2012年F1スペインGPの日曜決勝で、ケータハムのヘイキ・コバライネンは16位、ビタリー・ペトロフは17位だった。
■ケータハムF1チーム
ヘイキ・コバライネン 決勝=16位
今日の午後はマシンの力をできる限り引き出せたと思う。いいスタートをして、セナを抜き、2回目のピットストップまで前の集団についていけた。ファーストスティントで履いたオプションタイヤは好調で、最後のピットストップまでソフトタイヤで走った。でもハードで走った最終スティントは数周長すぎたかもしれない。
それでもいいレースだったし、日曜にそこそこいいペースで走れることを示せた。僕らのペースは、後ろのチームを楽に引き離せるだけのものだが、前のマシンとレース全体を通して戦うには足りない。ここは僕らにとって最も厳しいコースのひとつになると分かっていたけれど、次のモナコはもっと上で戦えるチャンスがあるだろう。引き続き前とのギャップを縮めるために努力し、次のレースでさらに一歩前進することを目指すよ。
ビタリー・ペトロフ 決勝=17位
今日の午後の自分の走りには満足している。ヘイキと同様に、僕らは今日、マシンからこれ以上のパフォーマンスを引き出すのは無理だったと思う。昨日は予選に向けていいKERSマップを見つけたが、今日の午後、最初のふたつのスティントではそれが同じようにはうまく機能しなかった。それでヘイキから遅れてしまったんだと思う。
タイヤのデグラデーションはプラクティスでロングランをした時よりも大きかった。どうしてそうなったのか、今後に向けてどうすればそれを解決できるのか、改めて調べてみる必要がある。それ以外は、今回のレースもいつもどおり、やれるだけのことをやったから、今はモナコのことを考えよう。モナコのコースレイアウトと抜きにくさによって、週末を通して前のマシンを追えるチャンスが高まるはずだ。