マクラーレンの2008年型マシン、MP4-23の使用を認めるか否かの判断は、来年2月に行われることになった。

　マクラーレンは、新車のデザインにフェラーリの情報が使用されていないか、FIAから詳細にわたる調査を受けた。金曜に行われたFIA世界モータースポーツ評議会（WMSC）の会合で、このマシンの合法性について話し合われるとされていたが、来年改めて審議がなされることが決まった。

　FIAは以下のような声明を出している。

「2007年9月13日の決定に基づき、WMSCはマクラーレンの2008年マシンにフェラーリの機密情報が一切含まれていないのかどうかを判断するため、FIA技術部門に対し、このマシンにおける準備作業を調査するよう指示した。この調査は行われ、詳細なレポートがWMSCに提出された」

「WMSCはマクラーレン、フェラーリを含む全F1コンペティターに対し、このレポートに関する十分な説明の機会を提供すべきであると考えた。これは2008年2月14日木曜にパリで開催されるWMSCの臨時総会にて行われる」

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