今年のアメリカGPでは、タイヤトラブルによりミシュランユーザーの全チームが直前に出走を取りやめるという事件があったが、インディアナポリス・モーター・スピードウェイは21日、来季もアメリカGPを開催すると発表した。

　FIAからの最終承認を受けて正式決定されることになるのだが、来季アメリカGPは今年の日程より2週間遅れの7月2日に開催されることになるようだ。この週末は、アメリカ国内のモータースポーツファンのためにあるようなものだろう。同じ日にカンザス州でIRLが、その前夜にはデイトナ・インターナショナル・スピードウェイでNASCARネクステルカップが開催されるのだ。
　インディアナポリス・モーター・スピードウェイの事業担当副社長、ジョイー・チットウッドは次のように述べている。
「我々は、アメリカGPがアメリカ全土で行われるモータースポーツの素晴らしい週末の一端を担うであろうという発表ができて誇らしく思う」
「2日間の間に3つのメジャーなモータースポーツが開催されることで、特別な週末になるであろう」
「今年のアメリカGP開催中には問題がいくつか発生し、レース中にも不穏な気配が漂った。しかしながら、インディアナポリス・モーター・スピードウェイのスタッフは、2006年におけるアメリカでのF1開催に対する働きかけを決して止めなかった」
「インディアナポリス・モーター・スピードウェイは万全の体制を整え、2006年のアメリカGPを楽しみにしている」

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