ジョーダンは、9月4日のイタリアGPを前に、今週モンツァで行われる3日間のテストで、EJ15Bのテスト作業を再開することを明らかにした。

　ジョーダンはかねてから開発中のEJ15Bを7月のフランスGPで実戦投入するという話もあったが、初期トラブルがいくつか生じたことで、チームはそのデビューを遅らせざるを得なくなった。
　ナレイン・カーティケヤンとティアゴ・モンテイロがそれぞれ14位と15位でフィニッシュしたトルコGPの後で、レースおよびテストのチーフエンジニアであるドミニク・ハーロウは、EJ15Bの作業が今週水曜から開始されると語った。レースドライバーの2人と、テストドライバーのニコラス・キエーサとニッキー・パストレリが、交代でドライブするという。
　ハーロウはこう語った。「また2台揃って完走できて大変嬉しい。ティアゴは14戦連続完走を果たせた。ルーキーとしては素晴らしいことだ。ナレインは、新しいサーキットでわずかしか走っておらず、ここでは事前にレースディスタンスの半分以下しか走っていなかったのに、見事なレースをした」
「これは両ドライバーにとって、非常に有益な経験だ。そして今度は、EJ15Bをテストするために、今週モンツァに行くことになる」

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