先のトルコGPのレース中に、マーク・ウエーバーとニック・ハイドフェルドの両者が見舞われた2度の右リヤタイヤのパンクについて、ウイリアムズはミシュランとともに原因調査に乗り出すことを明らかにした。

　レース後、ウイリアムズのテクニカルディレクターであるサム・マイケルは、彼らのみを襲ったトラブルの原因に関して推測することを避けたが、このトラブルのためにリタイアする他なかったと語った。
「両車がリタイアせざるを得なくなるとは残念なレースだった」とマイケル。「しかし、各車のリヤタイヤに2度のトラブルが起きた後ではやむを得なかった。原因が何だったのか推測するのは今はまだ早過ぎる。しかしタイヤパートナーであるミシュランとともにただちに調査したい」
　ミシュランのF1部門のディレクターであるニック・ショーロックは、ウイリアムズに起きたトラブルに落胆する。
「レース過程において、BMWウイリアムズF1チームの両車の右リヤタイヤにトラブルが起きた。我々はBMWウイリアムズF1チームとともにこれらのトラブルの原因を完全に解明するつもりだ」
「他のすべてのパートーナーチームについてもいずれ必ずチェックをするが、今のところこの問題はBMWウイリアムズF1チームの車でのみ起きていることだ。初開催のここトルコGPにてBMWウイリアムズF1チームがこのような結果になり、我々ももちろん非常に残念な思いだ」

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