トルコGP3回目となるフリー走行はマクラーレンのファン-パブロ・モントーヤがトップタイム。2番手、3番手はジェンソン・バトン(BARホンダ)、フェルナンド・アロンソ(ルノー)がそれぞれマークした。以下、キミ・ライコネン(マクラーレン)、佐藤琢磨(BARホンダ)というトップ5。トヨタ勢はラルフ・シューマッハーが11番手、ヤルノ・トゥルーリが13番手となった。
土曜日午前9時(現地時間)からトルコGPフリー走行3回目は始まった。気温25度、路面温度30度、湿度69%というコンディション。
セッション序盤はマクラーレン、ミナルディ、ジョーダン勢の計6台が1周のみのインスタレーションラップを行うといったいつもと同じ土曜午前の光景が展開された。
セッション中盤に入っても各車ピットに入ったままでコースに姿は現さず。開始21分になってミハエル・シューマッハーが最初にフルラップを走り1分32秒249のタイムをマークしていった。その後フルラップ走行したのはロバート・ドーンボス、クリスチャン・アルバース、ラルフ・シューマッハー、ジャンカルロ・フィジケラ、フェルナンド・アロンソ、ルーベンス・バリチェロ、ティアゴ・モンテイロの7台で、アロンソが1分27秒819でトップに立った。
セッション終了10分前あたりになり、残りの各マシンもコースへ。クリスチャン・クリエン、キミ・ライコネン、佐藤琢磨、ジェンソン・バトン、ヤルノ・トゥルーリ、ファン-パブロ・モントーヤらがフルラップ走行を重ね、そのなかで速さをみせたのはライコネンで1分27秒523でアロンソのタイムを0.296秒更新してトップに立つ。しかしセッション終了直前になってトップタイムがたちまち入れ替わる展開に。まずはバトンが1分27秒031でライコネンのタイムを更新すると、立て続けにマクラーレンのモントーヤが1分26秒857で26秒台のタイムでトップに立ち、フリー走行3回目は終了した。BARホンダの2台はそれぞれ、バトンが2番手、佐藤琢磨は5番手のタイムで好調ぶりをアピールしている。