フェラーリのルカ・ディ・モンテゼモロ社長が、今季末でチームを去るルーベンス・バリチェロに対し、感謝の意を表した。

　フェラーリは火曜日に、バリチェロが今季限りでチームを去り、代わりにフェリペ・マッサを起用すると発表した。バリチェロは2000年にフェラーリに加入したが、チームがナンバーワンドライバーのミハエル・シューマッハーを優先することに、最近ますます不満を募らせてきていた。彼は2006年にはBARホンダに加入することになると見られている。
「私たちはルーベンス・バリチェロに、複数年契約のオファーを受諾するチャンスを与えたのだ。それは、彼と私たちとの現在の契約よりも長いものだった。その一方で私たちは、フェリペ・マッサとの契約に含まれているオプションを行使する可能性も持っていた。マッサは若いドライバーだが、それでもすでに十分な経験を有しており、2001年には私たちはすでに狙いをつけていた」とモンテゼモロは語った。
「過去数年にわたるチームへの貢献に関して、ルーベンスに感謝したい。その貢献に助けられて、これまでに私たちは5度のコンストラクターズチャンピオンを獲得している」
「彼にも、フェラーリの全員にも、技術パートナーの各社、まずどこよりブリヂストンにも、最大限に集中し、今季の終わりまでに勝てる状態に戻るように努力してもらいたい」

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