F1イギリスGPはルノーのフェルナンド・アロンソが1分19秒905でポールポジションとなった。ジェンソン・バトン(BARホンダ)は2番手からスタートする。日本勢はBARホンダの佐藤琢磨が7番手、トヨタのヤルノ・トゥルーリは4番手、ラルフ・シューマッハーは8番グリッドから決勝スタートする。ライコネンは予選2位となるタイムをマークしたが、エンジン交換により10番グリッド降格で12番手スタートとなる。
天候は曇り、気温は20度、路面温度32度、湿度72%というコンディションでイギリスGP予選は13時からスタートした。
まずはクリスチャン・クリエン、フェリペ・マッサ、パトリック・フリーザッハー、クリスチャン・アルバース、ファン-パブロ・モントーヤの5台がアタックしモントーヤが他のマシンより2秒近く差をつける1分20秒382でトップに立つ。
続く第2グループはマーク・ウェーバーが2番手タイムをマーク。そのあと走行の佐藤琢磨がウェーバーより約0.7秒速い1分21秒114で2番手に浮上した。8番手アタックのティアゴ・モンテイロは午前中のフリー走行でエンジントラブルで交換をしたため、決勝スタート順を考慮し予選アタックを行っていない。
予選アタック台数が残り10台を切り、12番アタックのルーベンス・バリチェロがモントーヤより0.5秒落ちとなるタイムで2番手につけた。15番手スタートのジャンカルロ・フィジケラがセクター1で最速となり、タイムを更新していくかと思われたが、その後タイムを縮めることが出来ず3番手に落ち着く。
そして最終グループに入り、16番手アタックのトゥルーリは2番手をマーク。続いてスタートしたバトンは地元の観客の応援に応えてモントーヤのタイムを0.17秒更新してトップに立った。その後アタックしたミハエル・シューマッハーはタイヤをダートに落としてしまいタイムが伸びず8番手。19番手出走のライコネンはトップタイムをおよそ0.3秒縮める好走でトップタイムをマーク。しかしライコネンは午前中の走行でのトラブルからエンジン交換を行っているため、フランスGPに続いて2戦連続で後方からのスタートとなる。最終アタッカーのアロンソはセクター1では遅れたもののセクター2、3でタイムを更新しポールポジションを獲得した。
決勝のグリッドはポール、アロンソ。2番手バトン、3番手モントーヤ、4番手トゥルーリ、5番手バリチェロというトップ5。バトンは今季2回目のフロントロウから、佐藤琢磨は7番手から決勝に挑む。