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BAR「1勝を挙げてバトンを引き止めたい」

2005年6月1日

 BARホンダは、シーズン中盤以降をしっかりと戦い、その結果としてチームとしての初優勝を飾ることができれば、今シーズン限りでジェンソン・バトンがウイリアムズへ“流出”するのを食い止められると信じている。
 バトンとの契約の一部に、BARが2005年に一定のパフォーマンス目標を達成できなければウイリアムズへ移籍できるとの条項が含まれていることは周知の事実だが(これはバトンの契約を巡る昨年の騒動の後に設けられた)、BARのCEOニック・フライは、007を勝てるマシンに仕上げることで、バトンの翻意を促せるかもしれないと期待している。
 イモラでのポディウムフィニッシュを取り消され、さらにスペインとモナコの2レースにわたる出場停止処分を受けたため、バトンをチームに留まらせるために必要な目標(シーズンの折り返し点までに選手権リーダーのポイント数に対して一定の範囲内のポイントを得ていることとされる)に到達するのは、きわめて難しい状況になった。しかし、フライによれば、バトンが移籍を思いとどまる理由になりうるいくつかのファクターがあるという。
 BARがホンダとの関係をさらに緊密化しているという事実に加えて、BMWがウイリアムズとの関係を“ダウングレード”しつつあるとのウワサもあり、フライは今年中に優勝を飾れればバトンに残留を決意させるのは十分に可能だと考えているようだ。
「私はジェンソンとウイリアムズの関係がどんなものなのか正確には知らないが、それでもなお、BARは十分に魅力的な提案ができると考えている」と、ニュルブルクリンクの週末に彼はイギリスのデイリーテレグラフ紙に対して述べた。「ホンダのBARへのコミットメント、そして彼らのF1での実績を考慮すれば、どんなドライバーでも来年はこのチームで喜んでドライブしたいと思うはずだよ」
 しかし、BMWの動向(ザウバーの買収を検討しているとのウワサもある)が不透明な中、彼らとウイリアムズとの関係が悪化したとすれば、逆にバトンの移籍を後押しするかもしれないとの見方もある。ニック・ハイドフェルドがBMWの要望によってチームのセカンドシートに“ねじ込まれた”のは明らかであり、バトンが移籍を望んだ場合にはおそらくハイドフェルドが押し出される形になるというのだ。一方、モナコとニュルブルクリンクで2位を獲得した彼のパフォーマンスを見て、ウイリアムズがバトンよりもハイドフェルドに希望を託すという可能性もあるだろう。
 しかしながら、フライはシーズンの中盤以降に向けて明確な目標を定めている。
「私たちのやるべきことは明らかだ。つまりまず1勝を挙げて、ジェンソンを残留させること。それしかない!」




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