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スチュワート、BRDC会長に再選

2005年5月14日

 シルバーストンで12日、英レーシング・ドライバーズ協会の会長選挙が行なわれ、サー・ジャッキー・スチュワートが会長に再選されることとなった。

 スチュワートはBRDCの会長選挙に加え、BRDCの役員選挙でも55%前後の支持投票を受け、会長選に勝利した。会長選挙では147票中85の信任票、役員選挙では351票中196票の支持票を受け、会長職にとどまることになった。
 役員会議長のスチュワート・ロルトは次のように語った。「BRDCのメンバーが、サー・ジャッキーを会長に再任するという役員会の推薦を信任した。これで、BRDCを巡る昨今の分裂状態や外部への悪しきイメージが消滅するものと期待している。また、すべてのメンバーは、BRDC内で行なわれた今回の民主的な決定を支持・尊重し、BRDC、ならびにシルバーストンや英国のモータースポーツの将来のために一丸となっていくものと期待している」
 今回の選挙は、前議長のレイ・ベルムがシルバーストンでのイギリスGP存続を決定した直後に職を離れたことが発端となっている。スチュワートとベルムはかつて、バーニー・エクレストンとの契約期間を巡って対立していた。スチュワートは、コンコルド協定が切れるまでの、現行契約より短い3年を主張していた。
 ベルムは自身に対する不信任選挙によって議長職を追われたのだが、同時に彼は、様々な問題の引き金になっているのはスチュワートが役員会の決議において、常に影響力を発していることにあるというBRDC内部のある派閥の主張を引き合いに出し、スチュワートも会長を辞めるべきだと述べた。BRDC内部から自らの誠実さが問われていることを知ったスチュワートにとって、今回の選挙は彼の道義心を巡る信任選挙となった。
 スチュワートは会長選挙の結果が明らかになった後、次のようにコメントした。「私が誠実ではないと、多くのBRDCのメンバーから批判を浴びてきた。しかし、今回の選挙で私の誠実さが証明できた。今後も会長ならびにディレクターを続けていくことに対し信任を得られて嬉しく思っている。BRDCは今後一丸となって、シルバーストンならびにイギリスのモータスポーツの将来の利益のために汗をかいていかなければならないと考えている」
 3度のF1世界チャンピオンに輝いたスチュワートが選挙で会長職を追われることはないだろうというのが当初からの見方であったが、スチュワートは選挙前、名前だけの会長には収まりたくないため、もしも役員会での選挙で再選されなければ、会長を辞めるという考えを明らかにしていた。
 役員会の選挙でも再選され、BRDCと役員会のトップに再び収まったスチュワートは、BRDCをうまく舵取りして、シルバーストンに新時代を到来させてくれるものと期待される。




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