マレーシアGPとバーレーンGPで2戦連続表彰台を獲得したトヨタF1チームだが、サンマリノGPは少しばかり期待外れの結果に終わった。しかしながら、テクニカルディレクターのマイク・ガスコインは、同チームが今週末に行われるスペインGPでは盛り返すと考えているようだ。
　スペインGPを控え、ガスコインはいくつかの空力パーツをアップデートする予定であると付け加えた。チームはTF105とともに前進し続けているが、その改良ぶりを引き続き進めていくことを狙っているのだ。レギュラードライバーであるラルフ・シューマッハー、ヤルノ・トゥルーリのふたりが、間違いなく喜びそうな内容だ。
「レース毎のアップデートの1部として、重要な空力パーツをいくつかバルセロナで投入する。サイドポットとディフューザーのアップデートも含まれているが、マシンパッケージの性能を改善するためだ」とガスコイン。
「イモラで投入した最新の空力パーツとの組み合わせにより、全体的なパフォーマンスがもう一歩前進するだろう」
「イモラは、トヨタにとってもっともタフなレースのひとつになるだろうと考えていた」
「（だが）ラルフの25秒ペナルティーはさておき、2台のマシンは入賞圏内でフィニッシュできるほどにコンペティティブであった。だからこそ私は、我々は今シーズン、毎戦のようにポイント争いをできると考えている」
「スペインでは、イモラよりも若干良いところを見せられるだろう。私は今週末のレースで、2台ともが最低でもトップ8に入ると予測している」

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